『STAND UP!!』
(2003年7月〜9月 金曜22時放送 TBS系)
http://www.tbs.co.jp/standup/(音注意)
‖スタッフ‖
‖キャスト‖
恋愛、友情、学校、家族、大人の矛盾、葛藤、経験、失敗・・・。
人情味あふれる商店街を舞台に、ちょっと行き送れた少年たちの生活とぎこちない成長を“成長”を通してリアルに描く、明るいエロコメディ(略して「エロコメ」)です。
【STAND UP!!公式サイトより】
いまだ童貞を卒業していない4人の高校生たちが、それぞれに体験する17歳のひと夏を描いた正調青春エロコメディー。戸越公園駅前商店街で生まれ育った幼なじみ、ショーちゃん(二宮和也)、ケンケン(山下智久)、ウダやん(成宮寛貴)、コーくん(小栗旬)の頭の中は、常時エッチのことで満員御礼。童貞であるがゆえの屈辱に耐えきれない4人は、純潔保存会を結成する裏腹な行動に出てみたりもして。そんなとき、昔彼らのマドンナ的存在だったチエ(鈴木杏)が、すっかり地味にバージョンダウンして11年ぶりに彼らの前に姿を現わす。
【amazon紹介文より抜粋】
ストーリーは、手を変え品を変えどうにかしてエッチしようとする童貞4人組と、彼らを母親のように見守る幼なじみの女の子、そして4人の企みを阻む親たちのやりとりと共に進んでいく。ビジュアル的には、童貞なわけがないじゃんか!なメンツだが、ウダやん(成宮)はつい突っ走ってしまう暴走系キャラだったり、コーくん(小栗)は女の子の前だとへんに気取りすぎてナルシストっぷりを発揮したりと、非モテ要素が満載。それぞれのギャップがおもしろい。
ドラマには10歳後半〜20歳前半の若い役者が多く出てくるが、その中でも目を見張るのが二宮和也である。ジャニーズタレントだと侮るなかれ。彼は気が弱く情けないショーちゃんを全身で演じており、それは二宮本人の性格であるかように錯覚してしまうほどだ。二宮の猫背がショーちゃん役にぴったりなのだ。個人的には、ショーちゃんのお決まりのリアクション「えぇぇぇ〜」が大好き。他には「どったの?」もあり。これも好き。彼のセリフは間もテンポも完璧である。
商店街の大人たちの個性的なことといったら・・・。ケンケン(山下)の母親役・杉田かおるがラブホテル経営してるのが生々しいと思う。ナイスキャスティング。
堤幸彦が演出しているだけあって、小ネタもりもり!小ネタを探すのもまたおもしろい。他のドラマのパロディあり、氏家恵ネタあり・・・って挙げだすときりがない。私は望月先生(釈由美子)のTシャツと田中くん(菊田高之)の変わっていく様、あと、恋愛セレブ・久米くん(塚本高史)の登場が毎週楽しみだった。バカバカしいさわやかさが最高によい。「セックスしたいからするんじゃなくて、その人としたいからする」(ショーちゃんのセリフ・第11話より)は、初めてのセックスの時は特に肝心。忘れるなかれ!
あと、本筋とはまったく関係ないですが、第10話の後のプレゼント告知が意表をつかれてすごくおもしろかった。DVDに収録されてないかな?もう1度見たい。
‖バトン‖
次は亜姫さん(id:einfall)にお願いしました。どんなドラマを選んでくれるのか楽しみだなーと、もふもふしてます。快く引き受けてくださってありがとうございました!
‖あとがき‖
いやー迷った迷った。候補がありすぎて。『伝説のマダム』『ごくせん』『TRICK(3作目)』『カバチタレ』アンドソーオンですよ。以後、二宮の演技に一目置くようになった作品ということで選びました。