キュロットなんだって。2

懲りもせず2が始まったよ。

気絶した。

 暑いからって気絶とかするんですね。びっくりした!今日生まれて初めて気絶したので、ちょっと整理して残しておこうと思います。ただの記録です。
 夕方バスに乗ったんです。渋滞で20分くらい遅れてますよーてアナウンスがあったのは覚えとるんですよ。ほいで、徐々に顔がぶわーと熱くなっていくのがわかりました。ただこれは軽い持病みたいなののひとつで、ときとどき首から上だけがぽっぽぽっぽと火照ります。普段は真っ赤な顔が恥ずかしいだけでどーってことないです。が、5分ほどで少し気分が悪くなってきました。三半規管ちょう弱くて子どもの頃から乗り物酔いしやすい体質なのですが、でもでもバスで酔ったことなんてなかったし、今日の体調のよさには特に自信があったし、じきに治まるだろうと思っていました。今思えば、乗り物酔いの気分の悪さじゃないと気がついたときにさっさと上着を脱いでればよかったのに!我慢できると思ったもんだから、ちょっと大事になってしまいました。遠くのほうで聞こえる「大丈夫?大丈夫?」という声にハッとすると、座っている人の前にもたれかかっていました。つり革持ったままのかっこ悪い状態で。初めての気絶に興奮するのと、恥ずかしいのと、そこまで具合が悪くなる理由が検討もつかなくてちょっとパニックぽいのと。近くの女性が席を譲ってくださって、座ったらちょっと楽になりました。でもまただんだんと重ーくなってきて・・・ふと、救急車呼ぼうって聞こえたので、それは大事すぎて申し訳ないです!降ろしてもらえたらタクシー拾って帰ります!と思ってはいたのですが、いかんせんうまく説明できなくて、ましてや運転手さんに届くような大きな声だせなくて、どうしようどうしようと。たぶん隣の男性に、降ろしてもらえますか?みたいなことを言ったんだと思います。そしたら、運転手さんに伝えてくださって、停まってもらえることに。立ち上がったはずなんですけど気がついたらうずくまってしまっていて、これじゃあ余計心配かけてしまうので顔を上げたんですけど、このときは目に見えるものすべてが白黒で、あと、点描ぽかったです。隣りに座っていた男性の姿かたちが、ちっちゃい黒い点の集合体で見えました。こんなに具合が悪くなる心当たりがなくて、なんでこんなことなったんだろうというナゼナゼと、周りの人に迷惑かけて申し訳ないのと、ふらっふらなのが恥ずかしいのと。席を譲ってくれたり、窓を開けてくれたり、声をかけてくれたり、すごく混んでたのに道をあけてくれたり、バスの中の人たちにはとても親切にしてくださって感謝感謝です。なのにろくなお礼も言えずごめんなさい!バス降りた後座って休んでいたら、バスに乗っていた人が降りて走って来てくれました。直通のバスだったのに、わざわざ降りてきてくれたなんて申し訳なかったけど、その人は、看護師ですからねと言って気分がよくなるまで付き添ってくれました。すごく親切にしてもらったのに、ここでもろくにお礼がいえなかったな・・・。看護師さんが白衣の天使と呼ばれるの理由を実感しました。あの人は確かに天使でした。